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NEDO、国際間水素サプライチェーン実証へプラント起工

2018年10月12日 (金)

荷主国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は12日、国際間水素サプライチェーン実証事業に向け11日に、川崎市臨海部にある東亜石油の京浜製油所内で脱水素プラントの起工式を行ったと発表した。

NEDOでは、次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合とともにNEDOプロジェクトとして国際間水素サプライチェーン実証事業に着手している。プロジェクトでは、すでに4月からブルネイで水素化プラントの建設が進められており、川崎市臨海部の脱水素プラントと合わせて2019年までに建設、20年にブルネイで調達した水素を有機ケミカルハイドライド法を用いて常温・常圧下で液体の形で日本へ海上輸送し、川崎市臨海部で気体の水素に戻して需要家に供給する世界に先駆けた国際間の水素サプライチェーン実証事業を行うこととしている。