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三井海洋開発、メキシコ沖FPSOの建造受注

2018年10月12日 (金)

荷主三井海洋開発は11日、イタリアの石油大手「Eni」傘下のEniメキシコからFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)1基の建造とチャーター契約の発注内示書を受け取ったと発表した。

このFPSOはEniメキシコ社が単独で権益を保有、オペレーターを務めるメキシコ沖合の開発プロジェクトに用いられる。性能は原油生産能力が日量9万バレル、ガス生産能力日量7500万立方フィート、水圧入能力日量12万バレル、原油貯蔵能力90万バレル。

係留装置からFPSOを切り離すことのできる、ディスコネクタブル・タワー・ヨークと呼ばれる装置により、水深およそ32メートルの海上に係留される。

三井海洋開発は設計から機器購入、建造、据付までの一括工事を請け負い、完成後は関連会社が保有、Eniメキシコ社に15年のチャーターサービスで提供する。