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関西電力、変圧器945台が合通の北大阪流通センターで盗難

2010年8月24日 (火)

話題関西電力は23日、補修委託している柱上変圧器1879台のうち945台が、合通の北大阪流通センターで盗難にあったと発表した。

 

同社はダイヘンに補修を柱上変圧器委託しているが、このうちダイヘンが合通に保管を委託した柱上変圧器の紛失が判明。調査の結果、盗難にあったものと判断し、合通から大阪府警高槻警察署に被害届を提出した。

 

関西電力によると、2009年3月に柱上変圧器をダイヘンに搬入し、ダイヘンが合通の北大阪流通センターの倉庫に保管を委託し、7月に倉庫への搬入が完了。今月5日、ダイヘンから合通に対して、補修するため柱上変圧器の搬出を指示した際、保管していた柱上変圧器の一部が所在不明であることが判明した。

 

翌6日、合通からダイヘンに対して、柱上変圧器の一部が所在不明の連絡が入り、9日になってダイヘンから関西電力に連絡があった。これを受けて23日、合通の倉庫から柱上変圧器を搬出した実績、数量管理の事務手続き誤り、ほかに所在不明の柱上変圧器がないか、関係箇所を確認。盗難されたと判断し、合通が警察へ被害届を提出したもの。

 

盗難にあった柱上変圧器の一部の絶縁油にはPCB(ポリ塩化ビフェニル)が数ミリグラム/キログラム程度含まれている可能性があるという。