MCUD、八千代に耐荷重7.5トンの汎用倉庫着工

拠点・施設三菱商事都市開発は5日、千葉県八千代市で賃貸物流施設「MCUD八千代」の開発に着工した。2階部分の有効天井高を7.5メートルとし、1平方メートルあたりの耐荷重として2トンを確保する2階建て・両面バース仕様の物流施設となる予定で、2019年夏頃の竣工を目指す。

建設地は、周辺人口の増加が見込まれる東葉高速鉄道線八千代緑が丘駅が最寄りで、首都圏を環状に結ぶ国道16号線の内側に立地。都心部までの距離は30キロとなっており、京葉道路花輪ICから10キロ、東関東自動車道千葉北ICから12キロと、首都圏への広域配送、千葉エリアへの地域配送の両方に適している。

建物は倉庫部分を2層に抑え、1階に南北2面同時に60台以上が接車可能なトラックバースを確保。2階倉庫部分は耐荷重2トン（1平方メートルあたり）、有効天井高7.5メートルとすることで、円滑な入出荷と多様な貨物の保管に適した汎用性の高い物流倉庫とする。

敷地内には従業員用駐車場を157台分設けるほか、休憩室・カフェテリアの設置を想定したスペースを確保し、働きやすい環境づくりにも配慮する。

■MCUD八千代の計画概要
所在地：千葉県八千代市緑が丘西六丁目12番2
敷地面積：3万7798.8平方メートル（1万1434.1坪）
延床面積：3万6508平方メートル（1万1043.6坪）
構造・規模：鉄骨造・地上3階て（倉庫部分2層）
乗用駐車場：157台
トラック待機場：12台
設計：梓設計・新日本建設設計共同企業体
施工：新日本建設
竣工時期：2019年夏