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新日鉄住金、プラスチックリサイクル300万トン達成

2018年11月27日 (火)

環境・CSR新日鉄住金は26日、コークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクル量が14日に累計300万トンに達した、と発表した。同社は2000年からコークス炉化学原料化法によるプラスチックリサイクルの取り組みを開始し、08年5月に100万トン、13年11月に200万トンを達成していた。

同社は製鉄所内に異物除去、破砕機、減容成形機などの事前処理設備、コークス炉への装入設備を設置し、コークス炉化学原料化法によるリサイクルを行っている。現在は、全国5か所の製鉄所で自治体から容器包装リサイクル協会に委託される容器包装プラスチックの3割前後を受け入れて加工した後、7か所のコークス炉でリサイクルしている。

製鉄所別の累計処理量は、君津114万トン、名古屋57万トン、八幡53万トン、大分39万トン、室蘭37万トンで、全社累計処理量300万トンを達成。これらによる環境負荷削減効果は、CO2削減として960万トン、埋め立て処分の回避としては1200万立方メートルとなっている。