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新日鉄住金、次世代コークス技術導入の新炉竣工

2013年6月18日 (火)

拠点・施設新日鉄住金は18日、名古屋製鉄所で次世代コークス製造技術「SCOPE21」を導入したコークス炉「第5コークス炉」が竣工したと発表した。

SCOPE21は経済産業省管轄の国家プロジェクトとして開発された技術で、原料炭の事前急速加熱によるコークスの品質向上、コークス製造時間の短縮といった革新的技術が盛り込まれており、従来にないレベルで低品位原料炭の利用拡大や大幅な省エネルギー効果などを発揮する。

同社では、2008年5月に世界で初めて大分製鉄所でSCOPE21の成果を取り入れた実機第1号プラントを竣工しており、今回が第2号プラントの竣工となる。