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IHI、タイでセンコーの三温度帯物流拠点向け設備受注

2018年11月27日 (火)

国際IHIは27日、タイでセンコーと現地外食チェーンとの合弁会社が運営する三温度帯物流拠点向け物流設備の設計製造据付業務を受注した、と発表した。

タイ現地法人のIHIアジアパシフィック・タイ、IHI物流産業システムが「Mセンコーロジスティック物流センター」向けに、0-4度帯、マイナス25度帯で稼働する冷蔵冷凍自動倉庫などの設計から据え付けまでの業務を受注したもので、センターは五洋建設が建築工事を担当し、2019年8月の完成を目指す。

Mセンコーロジスティック物流センターは、センコーとタイの大手外食チェーン「MKレストラン」などが出資する合弁会社「M-Senko」が、バンコクの商業地区として注目を集めるバンナ地区に建設する常温冷蔵冷凍の三温度対応物流拠点。

▲M-Senko Logistics 物流センター 完成予想図

同拠点の総床面積はタイ最大級になるとみられ、MKレストラングループのセントラルキッチンに隣接する立地を活かし、タイ全土で展開される650店舗の物流ネットワークを「日本のノウハウ」を活かして支えることになる。

同国では冷凍食品の輸出拡大に伴い、コールドチェーンやこれに必要な冷蔵・冷凍倉庫の需要が高まっている。