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働き手が魅力に感じる業界、運輸業8位、ランスタッド調べ

2012年6月11日 (月)

話題総合人材サービス事業を展開するランスタッド・ホールディング社(オランダ本社)は8日、労働者が魅力を感じる企業を世界14か国で調査し、「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」として調査結果を発表した。

 

調査結果によると、世界の働き手にとって最も魅力的な業界は自動車・輸送用機械と情報通信・コンサルティングで、それぞれ44%の支持を獲得。日本では食品・飲料業界の支持が一番高く、その後に一般機械・電気・精密機械、情報通信・コンサルティングが続いた。運輸業界は8位。

 

世界的に見て性別や年齢別で志望する業界に少しずつ変化があったのに対し、インドは情報通信、シンガポールは観光・レジャー、といずれも国を代表する産業に人気が集中した。一方、日本では属性に関係なく一貫して食品・飲料業界への支持が高く、インド、シンガポールとは異なる結果となった。運輸業はカナダで3位に入った。

 

日本のランスタッドアワードでは、4位の味の素を筆頭に、明治HD、日清食品HD、キリンHDと、10位中4社が食品・飲料の企業となった。また、働きたい企業として電機メーカーや食品・飲料メーカー、自動車メーカーや通信サービスが上位に上がっており、日本では製品やサービスが身近にある企業に、より魅力度を感じる傾向にあることが分かった。