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三井倉庫HD、主力の物流好調で3Q営業益8割増

2019年2月5日 (火)

ロジスティクス三井倉庫ホールディングスが5日発表した2018年4-12月期(19年3月期第3四半期)決算は、主力の物流事業が好調に推移したことを受けて売上高が4.8%増収(前年同期比)の1842億円、営業利益が79.8%増益の102億円、最終利益が25.9%増益の42億円となった。

物流事業では、「抜本的な事業収益力の強化」を掲げる中期経営計画に沿って販管費などのコスト削減、荒利益改善策の実行などに取り組んだほか、国内外でフォワーディング業務が好調に推移。自動車部品関連の航空貨物でプロジェクト輸送が発生し、注力分野のヘルスケア貨物の保管荷役業務も取り扱いが伸びた。また、家電量販向け輸配送も増加するなど、同事業が全般的に好調さを維持した。

通期は売上高2400億円(前期比2.9%増)、営業利益120億円(71.5%増)、最終利益49億円(11.2%増)を見込む。

■2019年3月期第3四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
184,261
4.8%
営業利益
10,273
79.8%
5.5%
経常利益
9,574
62.6%
5.1%
四半期純利益
4,271
25.9%
2.3%