財務・人事三井倉庫ホールディングスが7日発表した2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、国内外のフォワーディング業務が好調だったことなどで、営業利益が6割増加した。
物流セグメントで、国内外のフォワーディング業務が好調に推移したほか、自動車試作品、部品の航空貨物のプロジェクト輸送が発生、注力分野であるヘルスケア貨物の新規取扱が伸張した。
さらに、抜本的な事業収益力の強化を目指し、各事業で効率化などの粗利益改善施策の実施、管理費といったコスト削減に取り組んだ。これらの結果、売上高が573億5200万円(7.4%増)となり、セグメント利益は23億1400万円(75.5%増)と大幅な伸びを示した。
第2四半期については、業績が予想を上回って推移したことから連結業績予想を修正。売上高を当初の1140億円から1160億円へ1.8%、営業利益を34億円から45億円へ32.4%、経常利益を28億円から37億円へ32.1%、純利益を17億円から21億円へ23.5%それぞれ上方修正した。
■2019年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 59,473 | 7.2% | |
営業利益 | 2,865 | 68.7% | 4.8% |
経常利益 | 2,601 | 22.5% | 4.4% |
純利益 | 1,553 | 35.7% | 2.6% |