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パルタック、埼玉県に最大規模の物流センター建設

2012年6月18日 (月)

ロジスティクスメディパルホールディングス傘下の中核事業会社・Paltac(パルタック)は15日、埼玉県の上田清司知事との面談で南埼玉郡の事業用地を取得する方向で合意し、同社最大規模の物流センター(RDC)を建設することを決めた。併せて震災復興と東北地区の物流効率化を目的に、宮城県白石市でも事業用地を取得、新RDCを建設する。

 

パルタックが取得するのは、埼玉県東部の白岡西部産業団地と、宮城県白石市の白石インター工業団地にある事業用地で、ともに高速道路のインターチェンジに近い好立地。

 

2つのRDC建設により、関東、南東北エリアで出荷能力を増強するとともに、最新テクノロジーを駆使した高品質・ローコスト物流サービスを提供する。

 

白岡西部産業団地では、同社最大規模となる2棟のRDCを建設することで、チェーン化やグループ化を進めている得意先の売上拡大に対応できる出荷能力を確保する。納品制度「99.999%」を誇る同社のシステムを生かし、個口検品とカテゴリー納品に対応する。

 

白石インター工業団地の新RDCでは、宮城、福島、山形の南東北エリアにおける汎用物流センターとしての機能と、SCL事業としての専用物流センター機能を併せ持つハイブリッド型物流センターを構築する。

 

■新設RDCの概要
(1)埼玉県南埼玉郡
所在地:埼玉県南埼玉郡白岡町
敷地面積:8万3000平方メートル(2万5000坪)
建築面積:3万3000平方メートル(1万坪)
延床面積:11万2000平方メートル(3万4000坪)
主要設備:パレット自動倉庫、ケース自動倉庫、自動補充システム
年間出荷能力:1800億-2000億円
総投資額:170億円
完成時期:2016年12月

 

(2)宮城県白石市
所在地:宮城県白石市
敷地面積:3万8000平方メートル(1万2000坪)
建築面積:1万平方メートル(3000坪)
延床面積:2万6500平方メートル(8000坪)
主要設備:パレット自動倉庫、ケース自動倉庫、自動補充システム
年間出荷能力:350億円
総投資額:50億円
完成時期:2013年12月