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アマゾン、川崎フロンターレに「5S」知見提供

2019年3月13日 (水)

ロジスティクスアマゾンジャパンは12日、J1のプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と「5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)」を題材に企業間交流会を実施したと発表した。

4日から2回にわたり実施された第一弾の交流会では、まずアマゾンが川崎フロンターレの本拠地「等々力陸上競技場」を訪れ、練習・試合用具や販売グッズなどが保管されている倉庫を視察。アマゾンの知見を活かして、棚の整理整頓や分かりやすいサイン表示などをアドバイスした。続いてフロンターレがアマゾンの物流倉庫「川崎フルフィルメントセンター」を訪れ、「5S」の現場を視察。最後に同チームの競技場の運営について、サポーターの利便性向上を目的とした意見交換を行った。

第二弾の交流会では、同チームが課題としている競技場内施設の混雑解消について意見交換を行う予定で、アマゾンが得意としている「分かりやすい案内表示」や「効果的な表示の設置場所」などの知見を、複雑に往来する「人」に活かす取り組みを予定している。

▲交流会の様子

両社は1月に、共同で地域貢献活動を推進する「コミュニティパートナー」になることを発表しており、アマゾンの社員向けイベントにフロンターレの社員を派遣してイベント運営の手伝いを行うなど、異業種ながら積極的な「人の交流」を行っている。

交流会に参加した川崎フロンターレ藁科義弘社長は、「交流会を通じてアマゾンの貴重な知見を共有いただき、大変感謝しています。今回の学びは、サポーターの皆様がより安全に楽しめるようなスタジアム運営に応用するなど、さらに上を目指したチーム作りに活かしていきたいと思います。アマゾンと私達は、共に地域貢献活動を行うコミュニティパートナーとして、今後も積極的に共同プログラムを行ってまいります。」とコメントした。

また、視察を受けたアマゾンの倉庫責任者である梶山浩史氏は「アマゾンが倉庫で日々実践している安全や5S のノウハウ、改善文化で地域に貢献できることは、従業員にとっても大変誇らしいことです。これからも、地域社会の一員として、働きやすく安全な職場作りを、地元の皆様に紹介してまいります。」とコメントした。

 

▲交流会の様子