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アルフレッサHD、中国医薬品卸2位と共同事業検討

2019年3月19日 (火)

荷主アルフレッサホールディングスはこのほど、中国の医薬品卸大手「華潤医薬商業集団」と提携し、中国国内の病院内SCM管理や新たな薬局ビジネスモデルの構築、日中韓の商品輸出入業務を共同開発していく考えを表明した。2月下旬に両社の代表が包括的な戦略的業務提携を結ぶことで合意した。

アルフレッサHDはアジアを中心とした事業拡大を重点方針に掲げており、華潤医薬商業集団との提携を機に、中国の巨大な医薬品流通マーケットで新事業の開発を狙う。

パートナーとなる華潤医薬商業集団は医薬品卸、物流配送、サプライチェーン関連サービスを柱として、2017年12月期には1266.7億元(2.1兆円)を売り上げるまでに成長、中国2位のシェアを持つ。27省に展開する180社超の子会社網を駆使し、5000以上の大病院をカバーするビジネス基盤が強み。