日立物流、事務系採用で4月入社の男女比逆転

話題日立物流が19日に発表した2019年4月の新規採用人数は、前年よりグループ全体で18人少ない232人、単体でも10人少ない24人で、全体として採用数を絞り込みながら、女性の採用数については維持した。

4月1日入社予定の新規採用者の内訳は、グループ全体で男性144人（18人減）、女性88人（増減なし）となり、男女ごとに採用傾向がはっきりと現れた。

日立物流単体の内訳も男性13人（11人減）、女性11人（1人増）と男性の採用を大きく抑えた一方、女性は増やした。女性の11人はすべて事務系採用で、事務系に限定すると、男性の10人を上回り、女性の活躍推進に取り組む同社の姿勢を明確に示す形となった。

19年度入社では、女性の”躍進”のほか技術系社員の採用減も目立った。18年度は男女合わせて14人を確保したものの、19年度は男性のみの3人に抑えた。