ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

IIJ、松江市にデータセンター構築、独自モジュールで輸送コストを抑制

2010年8月26日 (木)

話題松江データセンターパーク 完成予想図インターネットイニシアティブ(IIJ)は26日、島根県松江市に商用として国内初の外気冷却コンテナユニットによるデータセンター「松江データセンターパーク」を建設すると発表した。地元自治体のバックアップを受け、9月1日に着工、2011年4月の稼動開始を目指す。

 

松江データセンターパークは、クラウド時代のニーズにあった低コスト、高いサーバ収容効率や容易なスケールアウトを実現する日本初のコンテナ型データセンターで、IIJのデータセンターパーク構想の第一弾として構築を開始するもの。

 

独自に企画、開発したITモジュールIZmoを利用し、モジュール内に設置するラックを傾斜配置することで、ITモジュールの幅を2.5メートル以下にしながら、必要な内部スペースを確保。これにより、トレーラーなどの特殊車両ではなく通常の大型トラックでの運搬が可能となり、特殊車両申請手続きに要する時間が不要になるほか、輸送コストを約3分の1まで低減できるという。