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郵便事業、郵便物隠しを隠蔽、元支店長を解雇

2012年6月21日 (木)

話題郵便事業信越支社は21日、同社六日町支店(新潟県南魚沼市)大和集配センターの元期間雇用社員(34)が郵便物863通を隠し、さらに同支店の元支店長(58)が事件の発覚を恐れて隠蔽していたと発表した。

 

信越支社によると、大和集配センターの元期間雇用社員は2009年10月頃から11年1月6日までの間、郵便物863通を隠匿した。隠匿の事実が発覚した翌日、元期間雇用社員は退職したが、今度は当時の六日町支店長が隠匿の事案を隠蔽するため、隠されていた郵便物を自宅などへ保管したという。

 

当時の支店長による隠蔽への関与が発覚したことを受けて、同社は元支店長を今月18日付で懲戒解雇した。隠蔽には元支店長のほか、同支店元郵便課長(49)、同課の元担当課長(50)も関与していた。

 

同社は今後、差出人に事情を説明し、謝罪の上、改めて配達するとしている。