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タカキュー、中経取消し物流を重点施策に構造改革

2019年4月10日 (水)

財務・人事タカキューは9日、2019年2月期決算で大幅な営業損失を計上することを受け、2020年度を最終年度とする中期経営計画を取り下げ、物流体制の強化など5つの重点施策を盛り込んだ収益構造の改革に取り組む、と発表した。

同社は2020年度を最終年度とする中期経営計画では売上高300億円、経常利益12億円を目標としていたが、2月決算では売上高249億9700万円、経常損益13億8500万円の損失となり、目標達成が困難と判断したことから中期経営計画を取り下げた。

今後は実店舗による売上拡大を前提とした成長戦略を見直し、デジタル技術を活用した事業構造へ転換する。 具体的には「Eコマースの売上拡大に向けた物流体制の強化」や「電子タグ導入による物流の効率化」などを挙げ、「全社一丸となって」収益構造の改革に取り組む、としている。