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三井不がタイ物流施設市場へ参入、2棟共同開発

2019年4月26日 (金)

拠点・施設三井不動産は26日、タイ現地法人のタイ三井不動産(バンコク)を通じ、バンコクで物流施設事業に参画すると発表した。同国の大手財閥であるフラスターズ・プロパティーの傘下企業と共同事業契約を結び、三井不動産グループとして初めて海外で2物件の物流施設を開発する。

総事業費は2物件合わせてで53億バーツ(185億円)で、三井不動産の事業シェアは49%。域内関税の撤廃や交通網の整備などの経済統合が進むASEANの中で、地理的に中心に位置するタイには日系製造業などが多く集積しており、物流需要が高まっている。

1施設目「バンパコン」はバンコク東部3県の経済特区「東部経済回廊」内に位置し、バンコク東部、バンナー高速道路出入口に近接した立地。バンコク市内、スワンナプーム空港、レムチャバン港へアクセスしやすい。2施設目「ワンノイ」はバンコク北部、バンコク市内とベトナム、ラオス、ミャンマーを結ぶ結節点に立地。周辺には大規模工業団地や総合卸売問屋が多数存在し、日系製造企業が集積している。

 バンパコンワンノイ
所在地チェチェンサオ県バンパコンアユタヤ県ワンノイ
敷地面積30万平方メートル24万平方メートル
延床面積16万平方メートル9万平方メートル
第1期開業2020年2020年
第2期開業2021年2021年
第3期開業2022年2022年