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日本トランス、新規拠点取扱い拡大し営業益4割増

2019年5月14日 (火)

ロジスティクス日本トランスシティが14日発表した2019年3月期連結決算は、新規拠点で取扱量の増加に伴い稼働率が向上したほか、前の期に稼働した拠点の初動費用がなくなったことで、本業の儲けを示す営業利益が42.7%増(前期比)の33億4700万円となった。

売上高は4.7%増の1000億9400万円と初めて1000億円台に乗せ、最終利益は27.5%増の26億5700万円(27.5%増)で着地した。

今期は霞バイオマスセンター(三重県四日市市)、低温危険品倉庫(同市)の建設を進め、四日市港でコンテナ定期航路誘致活動やバルク貨物の取り扱い拡大、港湾物流機能の強化を図る。また、外国人技能実習制度を活用するなどして海外現地法人で活躍できる人材の育成に注力、現場の省人化・省力化に取り組む。

これらにより、売上高1040億円(3.9%増)、営業利益35億円(4.5%増)最終利益29億円(9.1%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高100,094 [4.6%]75,105 [4%]48,933 [3.7%]24,608 [5.1%]
営業利益3,347 [42.7%]2,597 [23.5%]1,654 [63.7%]948 [283.8%]
最終利益2,657 [27.4%]2,210 [17.3%]1,502 [52.7%]792 [151.4%]
売上高営業利益率3.3%3.5%3.4%3.9%