ロジスティクスニチレイが14日発表した2019年3月期連結決算は、物流費や原材料価格、人件費の上昇が減益要因となり、営業利益が1.3%減(前期比)の295億円となった。低温物流事業は作業費や車両調達コストが上昇したものの、運送効率アップなどの施策によって1.3%の増益を確保した。
低温物流事業は物流ネットワーク、海外、地域保管の3部門で増収となり、荷役作業コストの上昇を業務改善、運送効率化などの取り組みで吸収、増益につなげた。部門売上高は2010億円(3.1%増)、部門利益は113億円(1.3%増)。
今期は部門売上高2044億円(1.7%増)、部門利益116億円(1.8%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 580,141 [2.1%] | 445,641 [2.4%] | 289,017 [2.1%] | 141,306 [1.6%] |
営業利益 | 29,511 [-1.2%] | 23,745 [-7.3%] | 13,792 [-15.1%] | 6,580 [-16.5%] |
最終利益 | 19,943 [4.4%] | 16,321 [0%] | 9,421 [-7.4%] | 4,611 [-7.7%] |
売上高営業利益率 | 5.1% | 5.3% | 4.8% | 4.7% |