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ニチレイ・低温物流部門、効率化継続し増収増益

2019年5月14日 (火)

ロジスティクスニチレイが14日発表した2019年3月期連結決算は、物流費や原材料価格、人件費の上昇が減益要因となり、営業利益が1.3%減(前期比)の295億円となった。低温物流事業は作業費や車両調達コストが上昇したものの、運送効率アップなどの施策によって1.3%の増益を確保した。

低温物流事業は物流ネットワーク、海外、地域保管の3部門で増収となり、荷役作業コストの上昇を業務改善、運送効率化などの取り組みで吸収、増益につなげた。部門売上高は2010億円(3.1%増)、部門利益は113億円(1.3%増)。

今期は部門売上高2044億円(1.7%増)、部門利益116億円(1.8%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高580,141 [2.1%]445,641 [2.4%]289,017 [2.1%]141,306 [1.6%]
営業利益29,511 [-1.2%]23,745 [-7.3%]13,792 [-15.1%]6,580 [-16.5%]
最終利益19,943 [4.4%]16,321 [0%]9,421 [-7.4%]4,611 [-7.7%]
売上高営業利益率5.1%5.3%4.8%4.7%