ロジスティクス郵船ロジスティクスは30日、日本酒やワインなど酒類の輸出者代行サービスを開始したと発表した。傘下の郵船ロジネットが輸出酒類卸売業免許を取得し、同社が国内酒類メーカーに代わって輸出者になるサービスとして提供する。
輸出酒類卸売業免許を取得したことで、煩雑で専門的な輸出業務などの代行サービスが酒類の輸出でも可能になったほか、決済代行などの商社機能にも対応する。
海外バイヤーにとっては、複数の酒類メーカーから買い付けて輸入する際、郵船ロジネットが輸出者として出荷を集約することで、トータル物流コストの削減や、酒類メーカーとのコミュニケーションの効率化が見込めるようになる。