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WWIP、ベトナムの化粧品通関代行を開始

2019年6月5日 (水)

国際 WWIPコンサルティングジャパン(東京都港区)は1日から、ベトナムで化粧品を通関する際に必要な同国保健省医薬品管理局に対する化粧品開示手続きの申請サポートサービスを開始した。

これまでは中国で化粧品の通関に必要な国家薬品監督管理局への輸入化粧品申請を代行するサービスを提供してきたが、「ことしに入りベトナムでの化粧品の通関にかかわる申請について、頻繁に問い合わせを受けるようになった」ことから、新たにベトナムの現地法人と提携契約を結び、日本企業向けに申請サポートサービスの提供を始めた。

同サービスでは、ベトナムへの輸出を検討している日本企業に対し、ベトナムで使用が禁止や含有量が制限されている成分が含まれていないかの事前チェックと、通関に欠かせない化粧品開示手続きの代行サービスを提供する。

同国の化粧品開示書受領番号の有効期限は5年で、販売を継続したい場合は有効期限満了日の前に、改めて化粧品開示手続きを行わなければならず、ラベルの貼付も必要になる。

ベトナムではここ数年、化粧品市場が大きく拡大しており、年成長率は30%に達する。2016年の化粧品売上は20億ドルを突破し、日常的に化粧をするベトナム人女性は18年末に全体の40%に達したと予測されている。また20年までに中間層が3300万人を超える見通しで、今後も市場の大幅な拡大が見込まれている。