ロジザード、福井など5県でEC在庫管理勉強会

ロジスティクスロジザードは27日、福井・熊本・広島・愛媛・愛知の5県で7月から8月にかけて、ECや在庫管理、オムニチャネルをテーマとした「勉強会」を開催すると発表した。

これまで東京や大阪などの大都市でセミナーイベントを開くケースが多かった同社だが、ECサイトの運営拠点が地方に立地するケースが増加していることを踏まえ、より幅広い地域へ交流の輪を広げるとともに事業規模に応じた支援の形を見出し、需要の掘り起こしにつなげたい考え。

今回の勉強会では、自社ECサイトの運営に際して不可欠な「効率」をキーワードに、特に差がつきやすい在庫管理の改善に焦点を当てる。具体的には、ECサイト運用に活用できる効果的なシステムやその導入のタイミング、在庫管理といった切り口で通販物流やオムニチャネルに触れ、自社のECサイト運用を振り返る機会にしてもらう狙いだ。

同社がこれら5県で自社主催イベントを開催するのは初めての試みで、6月に先行開催した福岡県は早々に満席となり、関心の高さをうかがわせた。

参加者アンケートでも「ECやEC物流について改めて勉強できた」「詳しく知りたいと思っていたオムニチャネルを分かりやすく説明してもらい、有意義な時間を過ごせた」「物流業界だけでなく、顧客（通販事業者）の観点からの勉強ができた」といった声が寄せられた。