東急不動産、自社物流ブランドの初物件竣工

拠点・施設東急不動産は27日、自社物流ブランド「LOGI’Q」（ロジック）の初物件となる「LOGI’Q枚方 」（大阪府枚方市）が6月に竣工し、7月から賃貸借契約を結んだオザックスが入居する、と発表した。オザックスは紙、フィルム、消耗材の専門商社。

同社は、16年に物流施設開発事業に参入後、17年3月に三菱UFJリース、ケネディクスと共同で「春日部物流センター」の開発を発表。同年12月に自社物流ブランドを立ち上げ、共同開発を含む8物件の開発を進めていた。今回の自社ブランド初竣工のあとには、10月に「 LOGI’Q白岡」、11月に「―習志野」、20年1月に「―三芳」の竣工を控えており、同事業へ積極的な投資が続いている。

「LOGI’Q枚方」は、第二京阪高速道路 「交野南IC」から0.5キロ、「交野北IC」から3.5キロに位置し、周辺に住宅街や大学などが複数あることから、交通利便性や労働力確保に優位な立地。施設は4階建てのボックス型の地上4階建てで、荷物用エレベーター2基、カゴ車・パレット兼用垂 直搬送機1基を備え、貨物の上下搬送の効率化に配慮した設計となっている。