ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本特殊陶業と三菱日立パワーシステムズ

高性能な燃料電池の発電要素を事業化、合弁設立

2019年7月5日 (金)

拠点・施設日本特殊陶業と三菱日立パワーシステムズは5日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電要素である円筒セルスタックの製造販売合弁会社を設立すると発表した。

両社は2014年6月から円筒セルスタックの量産に向けて業務提携を締結して開発を進めていたが、これまでの取り組みが実り、三菱日立パワーシステムズの「長寿命、熱利用が可能な円筒セルスタック設計技術」と、日本特殊陶業が持つ「セラミックスの量産技術」を組み合わせ、「高性能円筒セルスタック」として事業化するもの。

今後は日本特殊陶業が準備会社を設立し、競争法当局の審査を経て合弁会社の設立へと進める。社名は「検討中」で、愛知県小牧市に本社を構える。出資比率は日本特殊陶業が70%、三菱日立パワーシステムズが30%。10月1日からの事業開始を目指す。