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毎月勤労統計

運輸・郵便の5月名目賃金3.6%増、所定内は1%減

2019年7月9日 (火)

調査・データ厚生労働省が9日発表した5月の毎月勤労統計(速報)によると、運輸・郵便業の1人当たり現金給与総額(名目賃金)は、前年同月比3.6%増の30万9143円となった。

全業種平均が0.2%減の27万5597円と5か月連続でマイナスを記録するなか、ドライバー不足の深刻さを反映した運輸・郵便業はプラスを維持したものの、総額のうち所定内給与は1%減の24万8468円と減少。一方、残業や手当などの所定外給与は8.7%増の4万3344円と大幅に伸びた。

運輸・郵便業の労働者総数は1%増の314.5万人と増加。このうち一般労働者が1.6%増の256.6万人と増えた一方、パートタイム労働者は57.9万人で1.9%減少した。