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アマゾン、物流現場見学で高校生に将来を考える機会

2019年8月8日 (木)

ロジスティクスアマゾンは、7日にアマゾン鳥栖フルフィルメントセンター(鳥栖FC)で佐賀県立鳥栖高等学校の生徒15人を対象に職業体験プログラム「ジョブシャドウ」を実施したことを発表した。

同市で5回目の開催となるジョブシャドウは、全2回のプログラムで構成され、1回目の事前学習プログラムでは、同社の従業員が講師となってグローバルビジネスや従業員全員がリーダーとして行動するための指針を学んだほか、プログラミングソフトを使って同社の物流ロボット「アマゾンロボティクス」について学習した。

2回目のプログラムでは、生徒が実際に鳥栖FCを訪れ、社員1人に対し生徒1人が数時間同行。注文を受けてから商品が発送されるまでの業務プロセスを体験し、1回目で学習したものが現場でどう実践されているのかを見学したほか、鳥栖FCの責任者と「将来のキャリア選択」や「グローバル企業で活躍する人材」などをテーマにディスカッションを行った。

参加した生徒は「安全第一を実現するために多くのカイゼンを実践していて、働きやすい環境を皆で作り出していることが印象に残った。学校や日々の生活でも生かせることだと思う」「ジョブシャドウを通じて、働くとはどういうことかを学ぶことができた」と語った。

働きやすい職場づくりや安全を第一に考える姿勢を知ってもらえたことを嬉しく思う。参加した生徒たちにとって、ここで学んだことが人生の糧となり、何かのかたちで将来に活かされることを願っている。鳥栖FC 責任者の甲良真一氏