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横浜港・7月輸入過去最大、自動車輸出入で明暗

2019年8月21日 (水)

調査・データ横浜税関が19日に発表した7月の管内貿易概況(速報)によると、輸出は米国向け自動車、タイ向け自動車部品などが減少し、輸出額は前年同月比11.9%減の5839億円で8か月連続のマイナスとなった。輸入はカタールからの原油・粗油、中国からの事務用機器のほか、英国からの自動車などが増加するなどして、輸入額は9.1%増の4496億円。7月の輸入額としては1979年の統計開始以来過去最大額となった。輸出入総額は1兆335億円で、差引額は1343億円の黒字(46.4%減)。

輸出の主要減少品目では、自動車が16.1%減の1202億円、自動車部品が22.1%減の272億円、電気回路などの機器が27.1%減の140億円。

輸入の主要増加品目では、原油・粗油が35.6%増の509億円、事務用機器が22.3%増の137億円、自動車が31.8%増の100億円。