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横浜港・8月貿易2000億円減、小名浜港は輸出2.7倍増

2020年9月17日 (木)

ロジスティクス横浜税関が16日に公表した8月の貿易速報によると、管内の主要港のうち、横浜港、川崎港、千葉港は輸出額が前年同月比マイナスとなった一方で、茨城県の日立港は輸出額が増加。福島県の小名浜港は輸出額が2.7倍に増加した。

横浜港は、輸出額が20.7%減の4328億円、輸入額が22.8%減の3067億円で、輸出と輸入を合わせた貿易総額は2040億円の減少。前月の7月と比べても286億円の減少となった。

輸出は主に、米国向けが6割減少した自動車(35.1%減)をはじめ、自動車部品、金属加工機械が減少。輸入は主に、原油・粗油、衣類、非鉄金属が減少した。

その他の港は、川崎港の輸出が14.9%減の781億円、輸入が32.3%減の1313億円、千葉港の輸出が57.1%減の328億円、輸入が42.4%減の1608億円と、特に千葉港の減少が著しかったが、日立港は自動車輸出が増加し、輸出額が5.8%増の628億円となった。また、小名浜港も医薬品の輸出額が5.4倍の90億円となり、輸出総額は2.7倍の124億円となった。