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三菱電機、名古屋製作所にFA機器の生産棟建設

2012年7月10日 (火)

拠点・施設三菱電機は10日、名古屋製作所(名古屋市東区)にFA(ファクトリーオートメーション)機器の新生産棟を建設すると発表した。

 

免震構造を採用し、大規模震災が発生した場合の供給維持を目指す。投資額は65億円で、2014年1月から段階的に稼働し、15年度のFAシステム事業連結売上高6000億円を目指し、生産体制の整備を図る。

 

国内のマザー工場に位置付ける名古屋製作所で新生産棟を建設し、FA制御機器とともに海外拠点向け駆動制御機器用キーパーツの量産体制を整備。開発・設計部門との連携による製造技術の高度化を進め、製品競争力の強化も図る。

 

新生産棟は、大規模震災が発生した場合の供給体制を維持するために免震構造を採用、消費電力削減へ省エネ機器も導入する。

 

■新生産棟の概要
所在地:愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号(名古屋製作所内)
建築面積:約5000平方メートル(延床面積約2万6000平方メートル)
構造:鉄筋コンクリート(RC)造、地上6階建、免震構造
主な生産予定製品:FA制御機器(シーケンサ)、駆動制御機器用キーパーツ
竣工:2013年12月
稼動開始:2014年1月から段階的に稼働
投資額:約65億円
環境・省エネ対策:太陽光発電システム(発電容量50kW)、LED照明(約2000本)、同社FAトータルソリューション「e&eco-F@ctory」を導入したエネルギー管理システム