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三菱ロジスN、巻取機子会社を日本製鋼所に売却

2019年10月4日 (金)

M&A三菱ロジスネクストは3日、同社の100%子会社で巻取機の製造・販売を手掛けるニチユマシナリー(滋賀県近江八幡市)を11月1日付で日本製鋼所に売却することを決定した、と発表した。

巻取機は、樹脂フィルム・シート、不織布、粘着テープ、繊維製品などの生産ライン最終工程で製品の巻取り・巻き出しを担う設備機械で、同社は1960年代から国内外に事業を展開してきた。近年は国内市場成熟の一方で、海外市場はアジア・中国を中心に伸長し、生産ライン全体への対応を求められるケースが増加していることから、それを得意とする日本製鋼所に事業を譲渡することで両社が合意した。

三菱ロジスネクストは、「巻取機事業を譲渡することで、当社が得意とする分野(物流関連事業)にさらなるリソースを集中することができるとともに、同事業のさらなる発展につながると判断し、今回の決定に至った」と説明している。