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中央魚類と大都魚類、千葉・船橋市場で卸事業を統合

2011年12月20日 (火)

荷主中央魚類は19日、大都魚類と共同出資で、千葉県船橋市中央卸売市場で水産物卸売業を運営する新会社を設立し、同市場で水産物卸売業を運営する連結子会社「船橋中央魚類」の営業権を新会社に事業譲渡した後、船橋中央魚類を解散すると発表した。

 

船橋中央魚類は、マーケットの縮小、激しい市場間競争や市場外流通との競争にさらされ、取扱数量の減少による厳しい経営状態が続いているため、同市場で水産物卸売業を営む船橋水産の親会社である大都魚類との共同出資により、新会社を設立し、船橋中央魚類の営業権を無償で同社に事業譲渡、船橋中央魚類を解散することを決めたもの。

 

また、大都魚類も船橋水産の営業権を無償で新会社に事業譲渡し、船橋水産を解散することを明らかにしている。

 

これにより、大都魚類と中央魚類は、船橋市場で水産物卸売事業を統合・集約化するとともに、業務効率化、コスト削減などによる収益力の向上、集荷販売力の強化を図る。