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横浜ゴム、空気圧・摩耗・路面検知のセンサー開発急ぐ

2019年10月24日 (木)

荷主横浜ゴムは24日、アルプスアルパインと乗用車用タイヤセンサーの共同開発を行っていることを公表した。

同社は、厳しいタイヤ管理が求められる運輸・輸送会社向けに「安全な輸送」「輸送効率の向上」「省燃費による環境貢献」を実現するトラック・バス用のタイヤ空気圧モニタリングシステム「ハイテス」を2003年から発売。

乗用車向けのシステムも2005年から発売しているが、今後は従来の空気圧検知に加えて摩耗検知、路面検知と、それらのデータを情報通信によって処理・管理してユーザーにフィードバックするシステムやアプリケーションの開発が重要と判断し、タイヤセンサーの開発を加速させるためアルプスアルパインと共同開発するに至った。

アルプスアルパインは、スマートフォンなどの情報通信機器、車載音響機器、情報通信機器を中心に開発、製造、販売している電子部品メーカーで、センサー開発のほか、システム設計力やソフトウェア開発力をもつ。横浜ゴムは、新しいタイヤビジネスモデルでのシナジー効果を期待しているという。