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住友ゴム、自動運転車のタイヤ空気圧監視を公道で

2020年11月16日 (月)

調査・データ住友ゴム工業は16日、レベル4自動運転車のタイヤ空気圧を遠隔監視する実証実験を岐阜市内の公道で11月12日に実施したと発表した。

この取り組みは、車両が無人の場合でもタイヤ空気圧のリモート監視が可能かどうかを検証するもの。実験では、市街地で自動運転車に模擬的なパンクを発生させると、管制所がタイヤに装着したタイヤ空気圧監視システム「TPMS」から異常を検知し、タイヤ整備店に自動で通知、これを受けた整備店が現場に出動し、タイヤを補修して自動運転を復帰させた。

実験を終えた住友ゴム工業は、「自動運転の普及によるドライバーレス社会では、今まで以上にメンテナンスフリーやタイヤ状態の遠隔監視が求められており、今回実証実験を行ったタイヤ空気圧をリモート監視するシステムは、自動運転車両の安全・安心にもつながるソリューションサービスといえる」とコメント。今後もタイヤ空気圧管理ソリューションサービスの展開を進めていく。

▲実証実験の概要(出所:住友ゴム工業)