財務・人事京極運輸商事は7日、2019年度上半期に複数の減益要因があったとして、通期売上高予想を前回発表時から5.5%、営業利益を42.7%、最終利益を45%それぞれ下方修正した。
石油やドラム缶を販売する事業セグメントで販売量と配送量が減少したほか、タンク洗浄・修理部門でも上半期中に終了する工事が少なく、減収要因となった。また利益率の高い工事が期中に終了しなかったことも影響した。
通期予想について、同社は「単体では順調に推移しているが、期末に向けた工事件数の減少、工事開始時期の遅れなどが大きく影響」するとの見通しを明かし、減収減益になる見込みを示した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 4,402 [-3%] | 2,158 [-2.7%] | 9,415 [5.6%] | 7,034 [5.5%] |
営業利益 | 63 [46.5%] | 11 [-21.4%] | 151 [9.4%] | 73 [-47.1%] |
最終利益 | 55 [57.1%] | 18 [12.5%] | 127 [8.5%] | 74 [-37.8%] |
売上高営業利益率 | 1.4% | 0.5% | 1.6% | 1.0% |