財務・人事日本トランスシティが8日発表した2019年度上半期決算は、売上高505億円(前年同期比3.4%増)、営業利益16億円(0.7%増)、上期最終利益13億円(6.9%減)となった。倉庫業の取り扱いが堅調に推移し、国際複合輸送業の海外現地法人向けも「ほぼ堅調」(日本トランスシティ)に推移したが、運送費用、作業費の増加、新倉庫の建設に伴う税負担などが重く、減益要因となった。
主力の総合物流事業は、倉庫業で期中平均保管残高、入出庫取扱量が増加。港湾運送業は四日市港の輸出コンテナ、石炭の取扱量は減少したものの、完成自動車は輸出・国内取扱量がそれぞれ増加した。陸上運送業では、トラック輸送、鉄道輸送の取扱量が減少、バルクコンテナ輸送の取扱量は増加した。国際複合輸送業は、航空・海上輸送ともに輸出の取扱量が減少した。
通期は従来予想を維持し、売上高1040億円(前期比3.9%増)、営業利益350億円(4.5%増)、最終利益290億円(9.1%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 50,591 [3.3%] | 25,288 [2.7%] | 100,094 [4.6%] | 75,105 [4%] |
営業利益 | 1,665 [0.6%] | 893 [-5.8%] | 3,347 [42.7%] | 2,597 [23.5%] |
最終利益 | 1,398 [-6.9%] | 676 [-14.6%] | 2,657 [27.4%] | 2,210 [17.3%] |
売上高営業利益率 | 3.3% | 3.5% | 3.3% | 3.5% |