ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本トランスシティ、費用増で上期純利益6.9%減

2019年11月8日 (金)

財務・人事日本トランスシティが8日発表した2019年度上半期決算は、売上高505億円(前年同期比3.4%増)、営業利益16億円(0.7%増)、上期最終利益13億円(6.9%減)となった。倉庫業の取り扱いが堅調に推移し、国際複合輸送業の海外現地法人向けも「ほぼ堅調」(日本トランスシティ)に推移したが、運送費用、作業費の増加、新倉庫の建設に伴う税負担などが重く、減益要因となった。

主力の総合物流事業は、倉庫業で期中平均保管残高、入出庫取扱量が増加。港湾運送業は四日市港の輸出コンテナ、石炭の取扱量は減少したものの、完成自動車は輸出・国内取扱量がそれぞれ増加した。陸上運送業では、トラック輸送、鉄道輸送の取扱量が減少、バルクコンテナ輸送の取扱量は増加した。国際複合輸送業は、航空・海上輸送ともに輸出の取扱量が減少した。

通期は従来予想を維持し、売上高1040億円(前期比3.9%増)、営業利益350億円(4.5%増)、最終利益290億円(9.1%増)を見込む。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高50,591 [3.3%]25,288 [2.7%]100,094 [4.6%]75,105 [4%]
営業利益1,665 [0.6%]893 [-5.8%]3,347 [42.7%]2,597 [23.5%]
最終利益1,398 [-6.9%]676 [-14.6%]2,657 [27.4%]2,210 [17.3%]
売上高営業利益率3.3%3.5%3.3%3.5%