財務・人事日本トランスシティが12日に発表した2020年度第3四半期(19年4月-12月)決算は、売上高767億600万円(前年同期比2.1%増)、営業利益26億8700万円(3.5%増)、最終利益23億1900万円(4.9%増)の増収増益となった。倉庫業の取り扱いが堅調に推移し、国際複合輸送業の海外現地法人向けも「ほぼ堅調」に推移したことが増益要因となった。
倉庫業は、期中平均保管残高と入出庫取扱量が増加して堅調に推移したが、港湾運送では、国内の完成自動車、海上コンテナ、石炭の取り扱いが減少。陸上運送でもトラック・鉄道ともに減少した。国際複合輸送業は、航空・海上輸送ともに輸出の取扱量が減少したが、輸入の取扱量は増加した。
通期は従来予想を維持し、売上高1040億円(前期比3.9%増)、営業利益350億円(4.5%増)、最終利益290億円(9.1%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 76,706 [2.1%] | 50,591 [3.4%] | 25,288 [2.8%] | 100,094 [4.7%] |
営業利益 | 2,687 [3.5%] | 1,665 [0.7%] | 893 [-5.8%] | 3,347 [42.7%] |
最終利益 | 2,319 [4.9%] | 1,398 [-6.9%] | 676 [-14.6%] | 2,657 [27.5%] |
売上高営業利益率 | 3.5% | 3.3% | 3.5% | 3.3% |