プロロジス、庫内作業進捗の可視化アプリ共同開発

サービス・商品プロロジス（東京都千代田区）は12日、物流ソリューション開発のスタートアップ企業「KURANDO」（クランド、東京都品川区）と共同で倉庫内業務の作業進捗を可視化するアプリ「ロジメーター」を開発した、と発表した。

同アプリは、事前に登録した庫内作業が「どれくらい進捗しているか」をリアルタイムに把握できるもので、アプリを使用することで作業進捗に応じた適切な人員配置や作業改善につなげることができる。

同社は「WMS（倉庫管理システム）がフォローできない作業では、各作業の進捗状況をホワイトボードなどに書き出し、作業終了後にエクセルなどに入力・集計するケースが多く、煩雑で膨大な時間がかかっている。また、安価に作業進捗を把握するツールも存在しない」として、同社の倉庫に入居する企業が安価で容易に利用できるアプリを開発したという。

「ロジメーター」は今後、同社の顧客を中心にプロトタイプ版が提供される予定で、来春にはクランドから完成版が製品化される。

▲（出所：プロロジス）