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2011年度の航空輸送、震災・欧州問題で全面的に減少

2012年7月26日 (木)

話題国土交通省は26日に公表した2011年度の航空輸送統計概況によると、航空輸送実績は東日本大震災や欧州債務問題による世界経済の影響を受けるなど、旅客・貨物、国内・国際線いずれも減少した。

 

国内定期航空輸送の貨物重量は89万5762トンで、前年度から4.8%の減少となった。国際航空貨物輸送も107万2517トンで14.5%減少した。

 

路線別では、重量ベース(上位30路線)で羽田-新千歳が1億7826万キロで最多となったが、前年度実績からは0.7%減少した。上位5路線の顔ぶれは昨年と変わらず、1位羽田-新千歳、2位羽田-福岡、3位羽田-那覇、4位羽田-大阪、5位関西-那覇――となった。

 

伸び率が最も大きかったのは福岡-新千歳路線で、81.7%の伸びを示して前年度の29位から17位に躍進。減少幅が大きかったのは羽田-旭川路線で、46.2%減となった。