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INPEX、豪・LNGプロジェクト100隻目を出荷

2019年11月15日 (金)

国際国際石油開発帝石(INPEX)は15日、同社が操業主体として携わっている豪・イクシスLNGプロジェクトで、累計100隻目のLNGカーゴを出荷した、と発表した。

同プロジェクトは、日本企業が初めて操業主体として事業を進める大型LNG開発事業で、2018年7月にガス生産を開始、同年10月に初出荷を迎えた。

液化天然ガス(LNG)を年間890万トン、液化石油ガス(LPG)を年間165万トン、コンデンセート(超軽質油)を日量10万バレル生産する能力を持ち、LNGの年間生産量は日本の年間輸入量の1割に相当する。川崎汽船の保有する船舶がLNGとLPGの初出荷を担い、日本郵船がコンデンセートの初出荷を行った。

国際石油開発帝石は「生産されたLNGのうち7割が日本買主に供給される。日本のエネルギー安定供給に一層貢献するとともに、アジアをはじめとする世界のエネルギー需要にも応えていく」とコメントを残した。