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国際石油開発帝石、豪州でガス液化プラントを起工

2012年5月18日 (金)

荷主国際石油開発帝石は18日、オーストラリア子会社などを通じて参画しているオーストラリアイクシスLNGプロジェクトが、同国ダーウィンでガス液化プラントの起工式を開催したと発表した。

 

同社は子会社のインペックス・イクシス社など豪州グループ会社を通じ、仏トタール社子会社のトータルE&Pイクシス社とともにイクシスLNGプロジェクトの開発作業を進めている。

 

プロジェクトは、西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田で産出される天然ガスを、オーストラリア北部準州のダーウィンに建設するガス液化プラントで液化し、年間840万トンのLNG、年間約160万トンの液化石油ガス(LPG)として生産・出荷。洋上貯油・出荷施設(FPSO)などから日量約10万バレル(ピーク時)のコンデンセートを生産・出荷する大規模なプロジェクト。

 

同社は1月のプロジェクト最終投資決定後、段階的に開発作業に取り組んでおり、今後、開発作業を本格化して2016年12月末までの生産開始を目指す。このプロジェクトのLNG生産規模は、日本のLNG総輸入量の1割強を占める。