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国交省、3.5トン以下の小型トラックに突入防止装置義務化

2012年7月27日 (金)
貨物自動車に備える突入防止装置の例

貨物自動車に備える突入防止装置の例

行政・団体国土交通省は26日から、車両総重量3.5トン以下の貨物車両と乗用車を対象に、突入防止装置の装着を義務付けると発表した。既に普通貨物自動車、車両総重量3.5トン超の小型貨物自動車では装着が義務付けられてりおり、義務化対象を拡大するもので、26日以後に製作され車両が対象となる。

突入防止装置は、地面と車台との隙間の大きい自動車が後方からほかの乗用車などに追突された場合、追突した乗用車などが車台の下に潜り込むことを防止するための装置。

これまで普通貨物自動車、車両総重量3.5トン超の小型貨物自動車に装着を義務づけていたが、これらの車種以外でも構造上潜り込みの可能性がある自動車に、被害軽減のため新たに突入防止装置の装着を義務づけることとした。義務化拡大に伴い、道路運送車両の保安基準等を改正する。

これらの改正は、国連欧州経済委員会(UN/ECE)自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第155回会合で、日本が既に採用している国際基準の改訂を受けて行う。