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国交省、輸送安全規則を改正、運行記録計義務化拡大

2014年12月1日 (月)

ロジスティクス国土交通省は12月1日、重量規制の限度を超えて繰り返し運行しているトラック運送事業者への監督強化と、運行記録計(タコグラフ)の装着義務対象車両の拡大を柱として、「貨物自動車運送事業輸送安全規則」(省令)を改正すると発表した。

同日公布し、監督強化は来年1月1日から施行。タコグラフの義務化車両拡大については新規登録車両が来年4月1日から施行し、既存車両については2年間の経過措置を導入した上で2017年4月1日から適用する。

改正道路法の規定に違反する限度超過車両を繰り返し通行させている事業者への監督を強化するため、新たに「運転者に対する適切な指導及び監督を怠ってはならないこと」などを追加する。

また、運行記録計は車両総重量8トン以上、最大積載量5トン以上のトラックに装着が義務付けられている現行規制を改め、「車両総重量7トン以上8トン未満」と「最大積載量4トン以上5トン未満」の車両に対象を拡大する。