ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

佐川急便、商品回収・返金サービスを開始、三井住友銀と連携

2012年7月30日 (月)
サービスの流れ(出所:佐川急便)

サービスの流れ(出所:佐川急便)

話題佐川急便は30日、三井住友銀行と共同でリコールや自主回収発生時の返品・回収商品に対して、返金を行う「商品回収・返金サービス」を開始すると発表した。

 

8月1日からリコールや自主回収発生時の返品・回収商品を対象とするサービスを立ちあげ、9月21日からは通販事業で回収業務にも対応する。

 

新サービスは、リコールや自主回収の対象となった商品の返金を、対象企業に代わって実施するもので、購入者との連絡や指定口座への返金まで一貫して請け負うパッケージサービスとして、購入者から指定された口座を事前に照合し、当該口座へ返金することで、購入者への返金対応を早く実施できるようにする。

 

返金にかかわる業務はSGホールディングス傘下の佐川フィナンシャルが、三井住友銀行、同行の業務提携先「ウェルネット」と連携して実施する。

 

佐川急便では「リコールや自主回収が発生した企業で、返品や回収商品の返金業務は煩雑化しており、迅速な対応が望まれる中、対応を誤ると信頼性を損なうなどの事案につながる。商品回収・返金サービスを開始することで、対象企業の業務の効率化を実現する」としている。

 

佐川急便では、現在提供している「リバース・ソリューション」に「商品回収・返金サービス」を加えることで、リコール・自主回収発生企業の業務負荷軽減、対応力向上で企業イメージ低下を最小限にとどめるといったサポートを行う。