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【4-6月期】日立物流、国際部門の営業利益が18%減少

2012年7月30日 (月)
2013年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
 2013年3月期1Q2012年3月期1Q増減率
売上高135,905134,2391.2%
営業利益5,1615,324-3.1%
経常利益5,0545,278-4.2%
当期純利益2,4292,2726.9%

ロジスティクス 

▽3PL新規受託堅調で増収、営業利益は3%減少
3PL事業の新規受託が底堅く推移したほか、前年同期に東日本大震災の影響で減少した自動車関連作業が回復したことなどにより、売上高は1%増(前年同期比)と増収を確保。しかし、バンテックの顧客関連資産の減価償却費を計上した影響で、営業利益は3%減(前年同期比)の51.6億円、経常利益も4%減の50.5億円となった。

 

▽国内物流、拠点整備、グループ運営体制の効率化で増収増益
国内物流は、6月埼玉県にメディカル関連顧客向けの東日本エリア配送拠点として物流センターを開設するなど、事業拠点の整備を進めた。また、グループ事業の運営体制を効率化するため、4月に北海道日立物流サービスとダイレックス、関東日立物流サービスと昭島物流サービス、関西日立物流サービスと中国日立物流サービスなど、子会社の合併を実施。この結果、国内物流部門は2%の増収、5%の増益となった。

 

▽国際物流、営業利益18%減少
国際物流は、震災による航空貨物関連の緊急対応が終了したことに伴う物量の減少があったものの、生活、電機・産業分野などを中心とした案件を立ち上げた。7月にはグループのフォワーディング事業を集約して「日立物流バンテックフォワーディング」が発足した。利益面では、バンテックの顧客関連しさんの減価償却費を計上。これらの結果、国際物流部門は1%の減収、18%の減益となった。