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ブレイブロジス、「ながらスマホ」抑止アプリ開発

2019年12月2日 (月)

サービス・商品トラック呼び出し・バース予約システムの「トラックコール」を手掛けるブレイブロジスは2日、「ながらスマホ」の厳罰化が12月1日に施行されたのに伴い、運転中の状態を検知してスマホ操作を一時的に抑止するアプリ「eガード」を開発した、と発表した。

同アプリは、移動を検知すると「抑止モード」に入り、着信音や通知音を遮断、運転に集中できる環境を整えるほか、運転状況や操作履歴を記録し、乗務記録簿として利用することもできる。

同社は「トラックコール」を提供し、待機時間削減に向けてスマホの活用を促す一方、「運転中のスマホ操作を助長しているのではないか」という課題意識を持つようになり、同アプリの開発に至ったという。2019年4月からはアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)と協力して実証実験を行っており、2020年1月下旬の正式リリースを目指す。

12月1日に施行された改正道路交通法では、携帯電話を保持して通話したり画面を注視した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金となるほか、反則金は従来の3倍にあたる1万8000円に、違反点数も3倍の3点が付される。また、携帯電話の使用による事故を起こした場合は、反則行為ではなく刑事罰の対象となるほか、罰則は1年以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点数は6点で免許停止処分の対象となる。

▲「eガード」の機能イメージ(出所:ブレイブロジス)