東京税関、ユニトランスにAEO認定証を交付

▲（出所：東京税関）

認証・表彰東京税関は12日、ユニトランス（東京都大田区）に対し、「認定通関業者認定書」を交付したことを発表した。

同社は、航空貨物代理店、輸出入通関などを手掛ける三菱倉庫の100％子会社で、親会社と合わせてセキュリティ管理とコンプライアンス体制の構築に取り組み、三菱倉庫は2017年6月15日付で、ユニトランスは19年11月25日付で認定を受けた。同社で認定を受けた営業所は、成田、羽田、関西、中部の4空港にある4営業所。

同社の担当者は、「昨今は認定通関業者でしか請けられない仕事もある。営業面だけでなく、社員教育や現場管理といった社内の体制づくりに向けても意味がある」と話した。

認定通関業者は、10月1日時点で全国に218社あり、認定を受けると輸出入貨物の通関手続きや申告の制限が緩和され、業務の効率化とコスト削減の効果が見込まれる。