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▲新工場イメージ（出所：日東電工）
拠点・施設日東電工（大阪市北区）は23日、豊橋事業所（愛知県豊橋市）に新工場を建設すると発表した。投資総額は390億円で、同社としては最大規模。完成は2028年1月を予定している。
新工場は次世代ハイエンドデバイス向けの光学フィルムや回路材料、電気剥離テープなどの需要増加に対応するもので、DX（デジタルトランスフォーメーション）を活用した自動化設備を導入。生産性、安全性、品質の向上とともに、誰もが働きやすい環境の実現を目指す。無溶剤塗工機などの導入により、CO2排出量は従来比で11％削減される見込み。
今回の設備増強は、欧州のバッテリー規則対応を含む市場変化への対応と、今後の需要拡大を見据えたもの。スマートフォンのバッテリー交換設計の義務化や、有機EL（OLED）採用のフォルダブル端末拡大による部材ニーズに対応する。
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