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ヒョンデ、1月にAIロボティクス戦略を発表

2025年12月24日 (水)

イベントHyundai Mobility Japan(横浜市西区)は23日、ヒョンデ・モーターグループ(韓国)が2026年1月5日に米ラスベガスで開催される「CES 2026」で、グループ横断のAI(人工知能)ロボティクス戦略を発表すると明らかにした。発表は同展示会のメディアデイにて行われ、ライブ配信も実施される。

発表されるAIロボティクス戦略は「Partnering Human Progress」(人とともに進化する技術)をテーマに据え、人とロボットが協働する未来像と、製造・物流分野における実装拡大を示す計画。戦略の中核では、グループ内のバリューネットワークとSDF(ソフトウエア・デファインド・ファクトリー)のアプローチを活用し、AIロボットの開発から学習・トレーニング、実運用に至るまでを一貫して管理する体制を構築する点が強調されている。

CES 2026の展示では、グループ傘下のボストン・ダイナミクス(米国)が新型「Atlas」ロボットを一般公開するほか、四足歩行ロボット「Spot」や物流・小売向け搬送ロボット「Stretch」、移動プラットフォーム「MobED」の実演が予定されている。Atlasは安全性と適応性を備えたヒューマノイドロボットとして、商用展開に向けた一歩を示すモデルと位置付けられている。また、展示会場では職場や日常環境を想定したインタラクティブ体験やデモンストレーションを通じ、各ロボットの機能紹介が行われる。

ロボティクス技術は労働力不足や安全確保の課題が顕在化する物流現場でも関心が高まっており、搬送・検査・保守などの領域で実装が進展している。ヒョンデはSDFを通じて、データとソフトウエアで運用される高度なスマートファクトリーを実現し、生産プロセス全体の柔軟性と俊敏性を高める戦略を推進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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