国際倉庫を中心とする物流プラットフォームを提供するオープンロジ(東京都豊島区)は18日、アジアで国際物流サービスを展開するECMSジャパン(東京都中央区)と「越境EC支援の強化」を目的に業務提携し、同日から台湾向けの配送サービス「B2Cダイレクト」を新たに導入したことを発表した。
「B2Cダイレクト」は、海外購入者向けの発送を国際スピード郵便(EMS)より割安な料金で提供するもので、今回の取り組みでは商品の梱包・出庫までをオープンロジが担い、通関・海外配送をECMSが担う。現在は台湾のみを対象としているが、今後は中国・韓国・香港・タイ・シンガポール・マレーシアなどに拡大することを予定している。
また、オープンロジのWMSをECMSと連携したことで、同社が連携する海外発送サービスは、「ECMS」「EMS」「4PX」「Buyandship」の4種となり、越境EC事業者は、送り状発行や荷物追跡情報の管理がより簡単に行えるようになった。

▲左:ECMSの小松英樹社長、右:オープンロジの伊藤秀嗣CEO(出所:オープンロジ)